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12章:話し合いと産婦人科。
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医学的な事はよくわからないけれど、
簡単に言うと流産のようなことらしい。
「このまま処置しますか?
それともかかりつけ医があるなら」
みたいな話しされたけど、痛みで気が遠い。
実家に帰る前で良かったと変な安心してる自分。
最低。
最低。
まじ最低。
そのまま処置室に運ばれて胃腸炎にもなってたらしく3日だったかな?入院した。
大部屋が空いてなくて個室で入院。
気にすることない。
いーちゃんが払うんだし。
そう自分に言い聞かせた。
次の日、いーちゃんがお見舞いにきた。
その時の態度にまた頭にきた。
部屋にきていきなり私の寝てるベッドにゴロンと横になったのだ。
私は「何やってんの!?椅子に座ってよ!!」と声を荒げた。
ちょうど入ってきた看護師さんに「ベッドには寝ないで下さい」と注意されたいーちゃん。
はぁ。。
なんでこうなんだろう、、、
なんでやってはダメな事がわからないのかな。。。
なんでいつもヤクザみたいな服を着るのかな。
色んな事がわからない。
いーちゃんのことがわからなくなってきている。
ちょっと前までは好きだったはずなのに。
お見舞いにミミが来た。
いーちゃんへの不満をミミに全部話したらミミが言った。
「メイズといーちゃんは合わないんだよ、
いーちゃんってさ、たまにガラ悪いじゃん?
タクシーの運転手に文句言ったり、
人前で大きい声で話したりしてさ」
ミミもわかってたんだ。
「メイズが入院してるって電話してきた時もね、
なんて言うか品がないって言うか、、、
メイズ流産したわーって唐突な感じでさ、
普通はさ、「いや、、実は具合悪くて病院に行ったら、、、」
とか話しにも言い方あるじゃん?
いーちゃんはそれがないんだよ。。
ごめん、はっきり言うけど、いーちゃんってチンピラだよ」
ミミの言葉に妙に納得した。
ボッタクリバーの客引きだもんね。
ダメだよね。
別れるのは簡単だけど。
その前に仕事決めなきゃ。
結局はお金の問題にたどり着く。
私がダメ女だから。
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