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12章:話し合いと産婦人科。
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夜、なんだかお腹が痛かった。
たくさん怒鳴ったからかな。
具合が悪い。
犬は空気を察してるみたいで大人しい。
いーちゃんより犬の方が空気読めるなんて。
犬でさえ、じーっと見てると目をそらした。
いーちゃんみたくチラチラしない。
吐き気が止まらなくてゲーゲー吐いた。
吐くものがなくなって苦しい。
変な汗も出てる。
「ねぇ、、病院に行きたい、
すごく具合悪いんだけど」
いーちゃんは
「タクシー拾ってくるから待ってて」と外に出た。
さっさとしろ!
心の中で毒を吐いた。
犬が不安そうな顔してた。
何か様子が違う事をわかってる。
「メイズ、タクシー下で待ってるから行くぞ!」
だったら私のバッグ持って靴ぐらい履かせてよ。。。
言おうとしてやめた。
怒ってばっかりの自分に嫌気がさした。
病院から戻ったら実家に帰ろうと決めた。
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悪口を大声で。 ©著者:メイズ
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