ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

10章:人生で初めてモテた。 (5/5)

久しぶりにスナック桜に出勤。


なんかイカつい3人組。

一人は若造。
私と同年代かな?


岡田さんはオーさんと同じぐらいそのエリアで有名なヤクザだった。

どちらかと言えば岡田さんの方が古株。
でもお金はオーさんの方が断然あるのは明らかだった。


お互い大人。
挨拶してた。
狭いスナックはヤクザだらけ。
こんな状況ってヤクザ映画しかないと思ってたけど実際あるのね。



岡田さんもオーさんもカラオケ大好き。
しかも二人とも結構上手。


拍手の大きさに差が出ないように気を使う私。


平穏そうで張り詰めてる空気。


最近のニュース、韓国、北朝鮮、中国、アメリカ、あの時のスナック桜を思い出す。。


やっと岡田さんが帰ると言い緊張が溶けた。
でも岡田さんが帰ってからしばらくオーさんの様子はいつもと違う感じがした。


私はオーさんの愛人のまーちゃんが羨ましく感じてた。

私は金持ちには好かれないんだなぁって。
常に金欠だったからドカンとまとまったお金があればなぁって。


まーちゃんは毎月100万単位でお金をもらってる。
なのにスナックのバイトを辞めない。
その理由はわからなかった。


オーさんの彼女の蘭さんも金庫に札束が山のようらしい。


オーさんにお金をもらってもあまり出かけないからお金も使わない。
そのまま金庫に貯まる。

蘭さんは友達は一人だけしかいないと言ってた。
オーさんと知り合ってお金持ちになったら友達いなくなったんだって。


蘭さんはお金目当てじゃなく本気でオーさんを愛してる。
本当は子供も欲しい。
籍も入れたい。


でもオーさんは認知してないけど子供がたくさん。
よく水商売風の人が「小学校だから」とか「塾に通わせたい」とか言いながらオーさんから100万の札束を貰うのをみてきた。


私がわかるだけで5人はいる。


オーさんは女の人に使うお金は気前がいい。
でも若い衆にはドケチらしい。


組内でも不満があるみたい。
そりゃそうだ。
愛人に札束あげてばっかり。
組員の生活をなんとかしてよって感じなんだろな。









41 /2154

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

悪口を大声で。 ©著者:メイズ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.