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9章:初めての彼氏は客引きだった。 (4/5)

いーちゃんとの出会いはスナック桜。


ぼったくり仲間と飲みに来てた。


考えてみたらこの時もチラチラみてたな。


その中の一人が帰ると言い出した。
先輩のタキさんに飲みに誘われたからそっちに行くからと。
いーちゃんは「俺と居るって言えば大丈夫だから」と引き止める。


でも後輩は「いや、タキさんにはお世話になってるから」と帰ろうとする。


「だから俺の名前出せよ!」

「いや行かないと」


その繰り返しが何度も続く。


誰がみても明らか。

後輩はいーちゃんが好きじゃなくタキさんと飲みたいだけ。
先輩のタキさんの名前を出して逃げたいだけ。

でもいーちゃんにはわからない。


いーちゃんはいい振りこきな所があるから、お会計要員にされていた。


飲み会や食事会が終わる頃に呼び出され「ごちそうさまでしたー」とみんなに帰られる。


そんないーちゃんにどこか同情もしてた。


顔もイケてないし服のセンスもヤクザ風だった。


でもお金がなくて苦しくて足掻いていた私には、いーちゃんの羽振りの良さが魅力的にみえていた。






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悪口を大声で。 ©著者:メイズ

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