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4章:いじめ (2/6)


いつもと変わらない日常


ただ違うのは
どしゃぶりの雨。

傘を置き、靴を置く。


そこで何かの異変に
気づいた。


それは、昨日同様の冷たい視線…。

まだ教室じゃないのに
群がる人。


私はそそくさ教室の方に
足を運んだ。




5組の前に人がいた。


なんとなく『おはよ』と
声をかけると
避けるようにみんな各クラスに戻った。



みんなが群がった視線の先は
昨日までクラスの中に
あった私の机。


机の上には、丁寧に
かびんに刺さった菊の花。

机からこぼれ落ちる
赤い水。


もはやサスペンスだった。


犯人はすぐに、わかった。


お花、かびん、食紅を
買ったのは、恵美。

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いじめは過激なのかも。


私自身は、いたって冷静
だった。


教室から3人が笑って
みてる。


会議中の先生方がきた。


きっと誰かが言ったんだろ。
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小さな記憶箱 ©著者:thiara

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