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9章:想い続ける事
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うまい具合
藤宮ペアを操れた。
俺は美寿々さえいてくれたら他に何もいらないから。
再会出来て本当に良かった。
少しずつあっちでやれる事を増やせば良いだけだ。
真由美『最近、表情がなんだか軽やかな感じがしますが、良い事ありましたか?』
相変わらずポヤッとしてる。
おっさんに身体弄ばれてるくせに。
俺『そうですか?
不機嫌そうよりは
まだましですか?』
真由美『それはそうですけど…。
順調なんですね
』
俺『有難い事に。
理解力ある奥さんのおかげですね。感謝してます。』
真由美『私はそんな…
何もしてませんから…。』
俺『もしかしたらたまに、3泊以上になる事もあるかもしれません。
申し訳ない。
今のうちだけだから。』
真由美『ご無理はされないでくださいね。』
俺『ありがとう
』
真由美『いえ』
楽しくて仕方ない。
連絡先は知らない。
美寿々さんが変えてしまってから、聞いていない。
会った日に次回の約束をすれば知らなくても平気だって事だ。
やり取りしてしまえば
足跡残す事になる。
お互いに危険だとわかってるからかもしれない。
香里から着信
俺
『俺から連絡する以外連絡されたら困るんだよね。』
香里
『正人、種なしだよね?』
俺
『そうだけどそれが?』
香里
『私最近、正人としかヤッてないんだけどさ。』
俺
『どうだか。』
香里
『いやまじで。
でね、生理こないの。』
俺
『ジョーダンでしょ。』
香里
『いやまじで。
迷惑かけないからさ。
正人の子、産みたいの。』
俺
『それはやめてくれ。
産む事事態迷惑だから。
そもそもお前、ピル飲んでるって言ってたよな。』
香里
『あれも絶対じゃないみたいねー。
1ミクロンくらいの割合で
こうなる人もいるんだってー。
っていうか正人こそ
種なしって嘘じゃん。
香里が責められなきゃいけない意味がわからん。
もー連絡しない。』
ったく
デキるはずがないんだよ。
パイプカットしてるんだから。
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