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11章:霧。 (1/13)

11章:霧。

出勤する沙耶香を見送り、1人になるとモヤモヤが増してきた。


駅まで歩いていたが、1人の部屋に帰りたくなくてカフェに入る。



誰か暇な人いないかな


LINEを開き、数人にメッセージを送る。



返信がくるまでのあいだ、先程買った美容系の雑誌を開いたが、ペラペラとめくるだけで、何も入ってこなくて


頭の中にはホスラブの文字がチラついていた。


携帯が振動し、見るとユウキで、これから同伴!の文字。

どこで?
新宿だよ
がんばってね!いってらっしゃい!

そんなやり取りをした。


物理的な距離はすごく近いのに、会えない。

今ユウキは私以外の人と一緒にいるんだ。


そんなの今始まったことではなく、最初からそうだったのに、更にモヤモヤと霧がかかった。
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Blue sky ©著者:愛莉

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