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6章:熱帯夜
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真希と久しぶりという事もあり、居酒屋で語りダーツで騒ぎ、〆にラーメンを食べて、また学校でね!と別れた
夜中なのにまだ暑い
ユウキはまだ帰宅していないので、先に眠った
気配で目が覚めるとユウキがベッドに入ってきたところだった
少し会話をしてまた眠りにつく
先に起きて、家事をしているとユウキが起きてきた
「おはよ。だるぅぅぅ」
「おはよう」
キッチンに行き、水を飲むユウキ
「あ、そういえば真希ちゃんのお店の名前聞いたよ!」
「うーん...」
まだ寝ぼけてるのか気のない返事
そのまま、私の隣にきて、ゴロンと私の膝枕で目を閉じる
そんなユウキの髪を撫でる
「あ、そうだ!真希ちゃんの今度働く所、Lっていう名前のお店らしい」
ほんの一瞬だった
反応したかわからないくらいの、一瞬
ピクっとなった気がした
「知ってるとこ?」
「あぁ、うん。有名店だからね」
それだけ言うと起き上がり、伸びをしてシャワーしてくると言ってバスルームへと消えた
その動作になんとなくだけど、違和感みたいなのを感じた。
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