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6章:熱帯夜 (2/10)

目が覚めて、隣にいるユウキにくっつく

眠ったまま私を抱きしめてくる


大好きな人と迎える、初めての朝
片想いだと思っていた人
もう彼氏なんだ

幸せを噛み締める
彼女になれるなんて思っていなかった

隣で寝息を立てるユウキを見て、彼氏なんだと思うと顔が緩んだ

初めて会った日を思い出す
感じ悪いと思っていたっけ

今思えば、普通のこと
ホストにとってヘアメイクは大事で、どう見ても何もできなそうな私にヘアメイクをされるなんて、私がホストなら罰ゲーム級だ



今何時だろう
朝なのか、夜なのかわからない部屋

ただその暗い部屋の中で、電話なのか、LINEなのかわからないが、ユウキの携帯はずっと光っていた


ユウキの鼓動と寝息を感じながら、抱きしめ返し、もう一度夢の世界へと引き込まれていった
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Blue sky ©著者:愛莉

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