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キル「 メイ起こせ。 」
海斗「 は? なんで。 」
キル「 良いから起こせ! 」
強い言い方に怒りすら覚えた海斗。 ベットに戻りメイを起こすと彼女はキルの元に向かった。
キル「 マルが居ない。 音がしたから部屋見に行ったら姿が見えないんだ。 」
メイ「 まさか! 」
急いで一階に向かうキルとメイ。 海斗は訳が分からず後ろを付いて行った。
マルの部屋には誰も居なかった。 急いで外に出ると、川の下流には蒸発した水蒸気が沸き上がり、何故かキラキラと光るダイヤモンドのような石が天に浮かび上がって行った...
メイ「 マル... 」
キル「 蒸発したんだ。 ごめん。もう少し早く気付けば... 」
海斗「 どういう意味だよ。 」
キル「 俺らは向こう側には行けない。 行けばチリとなり消えてしまう。 マルはそれをわかってて自ら足を踏み込んだんだ。 」
海斗「 なんで... 」
キル「 何も話さない。 何もしない。 ただ、メイの言うことに頷くだけ。 見張るために隣の部屋にいさせたのに... 」
メイ「 ...。 」
メイはただ消えていく光を見ていた。 それはオーロラのように七色に光り、ダイヤモンドダストのように美しかった。
本当のあの世は、ここにあるのかもしれない。
キル「 メイ、警が来る。 戻らないと。 」
メイ「 ...。 」
キル「 メイ!! お前が拾ってきたカイまで失うぞ!! 」
メイは唇を噛み締めると、海斗の腕を掴み家に戻った。
その時、ふとキルが寂しそうな顔をした事に海斗は気付いていた...
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追憶の時 ©著者:REN
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