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1章:命 (8/8)

何時間経過しただろう... やがて空が青く染まり鳥達の囀りが響き始める。
すると木々の葉っぱに叩きつける雨音が一斉に聞こえ、洞窟はピチャピチャと水滴が垂れ始めた。




海斗はポケットから大量の睡眠薬をとりだし、それを一つ一つ手のひらに取り出し服用すると、ペットボトルの水を飲み干した...







生まれてきた事を、申し訳無く感じた。







自分が居なければ嫁の笑顔を失わなかった。




自分が居なければ息子から父親を奪わなかった。






自分が居なければ... 従業員に迷惑もかけなかった。






数年前に亡くなった母の死に顔を、頭に思い浮かべながら雨音に耳を澄ませ眠りについた...
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追憶の時 ©著者:REN

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