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38章:目まぐるしい時代の変化 (3/5)


良く分からないだろうから記載しますが、つまりはディレイド(空中に真っすぐ上がった後に回転を始めるジャンプ)やタノジャンプ(美しく手を上げて跳ぶジャンプ)・ステップから直ちに跳ぶジャンプが要件であったルールを改正して、それらを含まなくとも+3以上を取得出来るルールに変わった!ってこと。



旧ルールであれば、羽生の難しい入り方から直ちに跳ぶジャンプやディレイド、空中姿勢の変化や、音楽に合った、などの要件により、出来栄え(GOE)で最高評価を得ていたものが

新ルールからは1〜3の要件を満たさないと他がいくら優れていてもノーカウントになるというもの、空中姿勢の変化という要素は新ルールから削除されました。



 
このルールを最大限に利用して得点を稼ぐ事を選んだ選手、つまりネイサンが最強になったのです!

彼はアクセル以外の全ての4回転ジャンプを跳べます、ディレイドやステップから直ちに跳ぶとの要素が無くなったので滑走を十分に使ってジャンプを跳ぶことが可能になりました。

このルールに助けられたのがディレイドジャンプが苦手なプレロテ
ジャンプを跳ぶ選手達です、女子が回転不足をとられず4回転を跳ぶ事が可能になったのも新ルールが導いた事です。




しかし、羽生には捨てられないこだわりが有ります、どうしても盛り盛りのエレメンツを捨てる事は選べませんでした、ネイサンの様にジャンプに集中し滑走を十分に使ってジャンプすれば、ハッキリいえば誰も羽生に叶う人は居なくなります、それでも彼のフィギュアスケートのスタンスは『ジャンプは表現の中で跳ぶもの』であり、それを捨てて点数だけ伸ばすのはジャンプ大会にしか見えないのです。


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僕がフィギュアスケートを愛する理由 ©著者:蒼兎

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