31章:うーん (5/5)

んまぁ、オッサンの言う通り誰にでも良く分かる潔い一発勝負で選考基準を決めたら分かりやすいよね（笑）


でも、フィギュアスケートの場合は後に繋げる『枠取り』ってのが絡んで来るから、前のルールの様に日本選手権出場が絶対条件とすると、今回もし宇野が怪我で試合を放棄していたら、高橋大輔・田中刑事・友野一希で世界トップレベルの選手と戦う事になる、枠取りの面から見ればかなり厳しいかも知れない。


それから、他のスポーツもだが特にフィギュアスケートは怪我と選手生命の短さとの闘いでもあり

今回の羽生の様な有力選手が怪我で出場出来ない場合の救済処置としての特例については、昔、有力選手の高橋大輔が右膝を怪我して居てもルールだからと日本選手権に出場が絶対条件として無理して出場し、怪我を悪化させ、世界選手権で結果を出せなかった過去からの教訓で改正されたものなので、この救済処置は他の選手にも適用されるから不公平でも何でもない。


この救済処置は、怪我をしたまま無理に出場させて若手選手や有力選手の選手生命を極端に縮める事を避ける為でもあるんだ。

もし、フィギュアスケートの救済処置がなければ、羽生結弦は１０代から怪我と病気で苦しんで来た選手だから、きっと無理がたたりもっと早くに選手生命を失い、とっくに引退しているかもしれないね。