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3章:遠回しに肉便器認定
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駅まで歩いている時、
「うん子ちゃんが次来るときまでに食器とか調理器具揃えておくからご飯作ってね」
と言ってきたが…
来週一緒に買いに行って、一緒にご飯作ろうじゃない時点で
次いつ来る?と聞いて来ない時点で
手を繋がない時点で
やはり山田の彼女候補からは完全に外されて補欠にすらならないことを察した。
そして電車に乗り、見慣れた都内に戻ってきた。
もう季節は春で暖かくて、日曜だからカップルばかりで。
みんな爆発しろよ!
ちなみに電車に乗っていた30分間、隣にいた若いカップルがずーーーっとイチャイチャしてチューとかしてた。
でも男は多分うざがってて、
全部女から一方的にしてたから
ウゼエとかは感じなかった。
山田から
「楽しかったよ!気をつけて帰ってね」
とライン。
「また呼んでね」
と奥ゆかしく肉便器めいた返答。
これが私の最後のラインとなる。
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不倫始めました その後 ©著者:くそまみれ
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