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7章:血の繋がり
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手続きが完了して晴れて
沢村光太郎になった。
どこか、麻友の面影を探してしまう。
だけど性別からして違うから難しい。
性質的には真っ直ぐなところは似ているんだろう。
光太郎くんは相変わらず私を『沢村さん』と呼び
会社では『社長』と呼ぶ。
なんだか寂しい。
妻は、仕方ないわよ。
大人になってからうちにきたんだから、と。
私は息子がいたけど話せるようになる前に離婚して、会わせてもらえなかったから『お父さん』とか『親父』とか呼ばれる事にちょっとした憧れがある。
そんな話、気を使わせるだけだからさすがに幸太郎くんには言えないが。
なんせ、子供時代から一緒に暮らしていた松倉の事でさえ、松倉さん、と呼んでいたくらいだ。
私はもっと難しいだろう。
一生経験出来ないのか。
麻友、想像出来るか?
弟の光太郎くんが、私の息子になるなんて。
幸敏、もっと早くに君を迎えに行けたら2人にはまだ幸せな道が残っていたんだと思うと、結局私が巻き起こした悲劇なんだろうな、と思う。
光太郎くん
いつか君が本当に安らげるようなうちと思ってもらえるように、あとは何をしたらいいだろうか…
何せ、ちゃんと子供を育てた事がないから。
女の子だったら簡単なんだけど、なんてのは笑い話として聞き流してほしい。
私はいつか自分を許して、光太郎くんを立派な経営者に育てる事が出来るんだろうか。
天国で麻友と母親がちゃんと話せてるといいんだけど。
病床で母親が2人宛に書いた手紙
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なしじゃ生きられない ©著者:愛希
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