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102章:携帯のなか (1/7)

102章:携帯のなか

疲れた様子の彼は


やっと帰ってきた


「2時間運転は疲れるなー」


朝七時前に家を出て


東京の支社とあちこち関連企業に行ってきたことは聞いてた


今日はきっと近くのラーメン屋さんで食べてホテルだろうと思ってた。


だから、オシャレなワンピはやめてジーパンと青のブラウス。


車に乗り込んで

「おかえり」

「うん、ただいま。マナはこうゆうカッコがいいよ。かわいいじゃん」


ジーパンのヒザは穴が空いてるからヒザをナデナデ


今日はどうする?

いつものパターン


いいよタンタンで。ホントは○○に行きたいけどー。


お前ってホントに意地悪だな


なんで??タンタンでいいって言ってんのに!


俺はタンタン好きだけどなー


早く食べて早く寝なよ


そう言って


ラーメン屋さんに入ろうとすると


横から4人組が走ってきた。


ニッカポッカの職人さんが3人、女の人が1人…



お店の人が、どちらが先ですか?


「あぁ、こちらです。俺たちは後から」

彼はそうって、4人を先にお店の人に入れてと言った。

4人は軽く会釈をして入った。



…………ねぇ



気がついた?


なに


あの4人、全員女の人だよ


え?!



3人のニッカポッカの格好の人はみなスポーツ刈りだったり、ベリーショート、パッと見


男だ(笑)


「ホントだ!お前よく気がついたな!」


「うん、1番背の低い人、ちょっと胸があったし、顔は女の人だよ」


「俺も、ずいぶん小さい男だと思ったよ」


彼といるとこんなハプニングもとても楽しい。


あたし達は


いつもの隅の席にすわり、安い肉野菜炒めと水餃子、味玉メンマ、ハンャーハン、レモンサワー4杯ずつのんで、


すきっ腹でのんだあたしはかなり酔ってしまった。
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嘘とホントのあいだの気持ち ©著者:光

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