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99章:電話
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99章:電話
昨日はやっと返事があったと思ったら
寝ちゃうよ
え!?
ラブラブスタンプあったけど
そんなの
なんか虚しい💧
もー。返事なんかいれなかった。
朝五時すぎに
「おはよう♥」メールがきて
8時半ごろ「今日は涼しいな♥」
あたしもその頃起きたから
「おはよ♥」
「そうだね♥」
って入れて。10持すぎに子供が帰ってきたから、夕飯のカレーと、昼は焼き魚が食べたいって言うから
ご飯炊いて、キャベツと野菜卵のたっぷり入ったお味噌汁、鯖の塩焼き、明太子、ニラタマつくって
そしたら、彼から電話
なんか
出なかった。
2回かかってきて
あたしは、「…ご飯作ってたよ」
そういれた。
また、かかってきて
「なにやってんの?!」
「だから、ご飯作ってたよ。もう、お昼だもん。」
「家か?珍しいな。いや、知り合いから玉ねぎ渡したいって言われて、お前ん家の近くまで来たから、昼飯でもと思ったけど、うん、いい。お前家で食べろよ。」
「…うん。」
一方的に喋って、一方的に結論出してるし。
「胃がずーっと痛くてさ。ピロリ菌かもな」
「検査してないんだ。そんなのすぐできるのに。」
「あー…そーだけど、病院嫌いだから」
そんな話をして
じゃぁねと、きりました。
前の私なら、絶対飛んでいくんだけどね。
彼もなんとなく気がついたみたいだった。
最後に
「愛してるよ」そういった。
私は
なんとなく、ため息ついて
「…ははっ、ありがとう」
そういった。
愛なんてないくせに
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嘘とホントのあいだの気持ち ©著者:光
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