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5章:6月、7月 (1/8)

5章:6月、7月

付き合いたての頃、まだ、付き合っているという感覚はなくて、ただ、お客さんの相手をしているという感じだった。


毎日のように朝、おはようのメールが来て今日は何処で仕事とか、会議とか、これから支社にいくとか、これから帰るとか


そんなやりとりだった。



初めての旅行で山梨の旅館に行くことになり



朝もはよから、待ち合わせは朝9時。


「そんな早くから行って何すんの?」


観光でもするのかな



「遊ぶとこなんか無いんだから、朝から愛し合うしかないんだよ」


……*!!!



彼とのSEXは正直、最初は苦痛だった。糖尿病の彼はあまりかたくならないし、


お酒を飲むからなかなかいかない。



1時間くらい…1時間を超えてもエッチする。



長いんだよなー(笑)


でも、お客だしお金もらってるからイかせてあげなきゃ。



そんな思いだった。


いい車でいい所に泊まり、美味しい食事。



素直に楽しかった。


出かける前に彼が言った




「俺は日本一忙しいんだから、ドタキャンすんなよ!」



わかってるよー
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嘘とホントのあいだの気持ち ©著者:光

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