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5章:6月、7月
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5章:6月、7月
付き合いたての頃、まだ、付き合っているという感覚はなくて、ただ、お客さんの相手をしているという感じだった。
毎日のように朝、おはようのメールが来て今日は何処で仕事とか、会議とか、これから支社にいくとか、これから帰るとか
そんなやりとりだった。
初めての旅行で山梨の旅館に行くことになり
朝もはよから、待ち合わせは朝9時。
「そんな早くから行って何すんの?」
観光でもするのかな
「遊ぶとこなんか無いんだから、朝から愛し合うしかないんだよ」
……*!!!
彼とのSEXは正直、最初は苦痛だった。糖尿病の彼はあまりかたくならないし、
お酒を飲むからなかなかいかない。
1時間くらい…1時間を超えてもエッチする。
長いんだよなー(笑)
でも、お客だしお金もらってるからイかせてあげなきゃ。
そんな思いだった。
いい車でいい所に泊まり、美味しい食事。
素直に楽しかった。
出かける前に彼が言った
「俺は日本一忙しいんだから、ドタキャンすんなよ!」
わかってるよー
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