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2章:第二章 (2/6)

「何があったんだい」

客の五右衛門がぽつりと言った。

「私にもわからないわ…騒がしいわね」

ヨネはそう言って五右衛門の衣服を整える。

「気にしないで。五右衛門様、お帰りになりますか」

「ああ、もう行かなくてはいけないか」

ヨネの胸はざわざわとした。

ツネは遊廓から逃げ出したとしか考えられない。

捕まれば他の遊女達への見せしめとして、酷い拷問を受けることになる。
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桜の散る頃〜悲しき遊女の一生〜 ©著者:梅子

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