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37章:情熱の薔薇 (1/15)

37章:情熱の薔薇

荒い息を吐きながら、ようやく女陰から顔を放す。


「ふわぁッ…ハァッ…!!!」


刹那、握りしめた指の中で、どくっ、どくん、どくん…と怒張が脈動し、煮込まれた欲望が亀頭の先から間欠泉のように噴き出した。

天高く打ち上げられたような衝撃で意識が白濁していく。

ついにこの女に天誅を下せたという満足感も手伝い、その多幸感はこの世の極北のような心地よさである。

だが、絶頂の陶酔感を終息させ、ようやく我を取り戻した中年は青ざめる。

我を忘れてしまい、いや、五十路近い自分が若い頃みたくビュルビュルと射精できるとは思っていなかったのだろう。

正面の彼女の膝から内腿、ショーツまでに精液をぶちまけてしまったのだ。


(これはさすがにヤバイだろ…)


戦慄の走る中年の口元の髭は愛液と唾液でベトベトの状態だ。

不意に壁越しの騒音に耳を傾ける。

スクリーンに見取り図のようなものを映し出しているのか、緋咲や川口らの配置を熱心に指示する近藤の声だけがこだまする。

彼女のアクメには気づかれていないようだが、近藤の大事なオンナを自分のエキスで汚してしまったことに改めて罪の意識を痛感してしまったのだ。

自らの舌でアクメを迎えさせたことで、充分手遅れなような気もするが。

ところが、そんな考えはすぐに打ち消される。

ぎゅんと強ばり、細かく痙攣する下肢は、瀕死のカエルのように極限まで広がり、反り返っているようにも見える。

その方々に膠着する牡のエキス。

刃のように妖しい煌めきを誇っていた美脚が暖色の逆光を帯び、互いの体液でそこかしこにぬらぬらと艶光る光景は、言葉に言い表せないほどの昂揚感を呈する。

よれたクロッチの部分からは、本気で感じたせいで真っ白くなった淫汁が小泡を噴き出して零れ落ち、座面を滴って床に流れている。

ショーツの面積の狭さゆえ、源泉となる痺悦のビラが半分もはみ出し、今だ切なげに蠢動(しゅんどう)を繰り返す。

淫猥な匂いがよりモウモウと鼻腔を駆け抜け、美女の痴態を五感で受け止めた中年は次なる欲望を喚起させた。

一度火がついた性への好奇心は留まることを知らないのだ。

それにいつ近藤が彼女に意見を振るかわからない。

いち早く意識を呼び起してあげないと大変なことになる。
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三人の女豹女教師 ©著者:小島 優子

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