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21章:性奴隷達との最後の夜
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21章:性奴隷達との最後の夜
本末転倒とはまさにこのことである。
身の回りの世話をさせて傲然と振舞ってきた性奴隷から、心の底に封印してしまったひとりの女としての感情を引き戻されてしまった由羅は、顔を伏せて肩を震わせた。
散りばめられたアッシュブラウンのウェーブヘアーがその美顔を隠して、真下からポタリポタリと透き通るような雫が零れ落ちた。
涙を必死に堪えようとするその美貌が美声のような嗚咽を放った。
「由羅様、申し訳ございません。
少し言いすぎたようで…。」
男性は女性の涙に弱いものだ。
しかも、それが今まで自分達をねじ伏せていた女王様なのだから、尚更責任を感じたのだろう。
武市は弱々しくすすり泣く由羅の目前に立ち、腰を折り曲げるくらいに深く頭を下げて、許しを乞うまで上げるつもりはなかった。
性奴隷達は皆、滅多に涙を見せることがない由羅のピュアな姿勢に胸が熱くなり、瞼を膨らませた。
「シク… シク…
半平太…
あなたの口からそんな言葉が出てくるなんて…
そんなに私にフェラしてもらいたいの?
シク… シク…」
「はい?
いや、とんでもございません!」
すくめた身体と引きつった声で誘惑してきた由羅に不意を突かれた武市は、腰を直角まで起こして頭を上げた。
「シク… シク…
泣いてる私を見て、こんなに漲ってるじゃない…
シク… シク…」
ウェーブヘアーに包み込まれた美顔から零れていく宝石のような雫は、さらにぽろぽろと床に滴り落ちている。
震えた声を下僕の前で漏らしてしまった由羅はすうっと右手を差し伸べる。
顔を伏せた格好でもその位置を把握したかのように、漲る老体の猛りをギュッと鷲掴んだのだ。
「あうっ!!!」
「フッ、何言ってんのよ?
シク… シク…
いつもより大きく膨らませちゃって…
亀頭がパンツからはみ出てるじゃない…?」
武市の呻きに反応した由羅が、美顔を上げた。
その瞳は黒い宝石のような光沢を持ち、揺れるような潤みがチャーミングなタレ目をより大きく見せて優しさを帯びているようだった。
こんな優しい瞳をした彼女は見たことがない。
しかも、震えた美声とその優しさに満ちた表情で、いつものようにエロティックに誘惑している。
武市の漲りがいつもよりも増していたのは無理もない。
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三人の女豹女教師 ©著者:小島 優子
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