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9章:日本一のテクニシャン由羅の舌技 (10/10)

優子(由羅…!!)


慌てるようにドアを開け、トイレに走り出した由羅を、優子は目を細めて睨んだ。


ゆかり「私、先輩を介抱してきます!」


島津「ああ、頼んだぞ!」


由羅の安否が気ががりになったゆかりは、トイレへ向かう由羅の後を追いかけた。


大和「優子、帰ろう。

島津先生、バチが当たったのかもしれませんね。

あなたがさっき優子を罵倒しなければ、こんなに彼女が苦しむことはなかったと思います。

調所理事長、小島先生の転勤ことは検討させて下さい。

やっぱり理不尽で仕方ありません。

西郷君、君も考えた方がいいよ。」


西郷「お、おいは…。」


大和は優子を連れ添い、二人に捨てゼリフを吐いて理事長を出て行った。


その頃、最上階の女子トイレには、洗面台で嘔吐を繰り返す由羅の姿があった。


由羅「あ〜ん〜の〜古ダヌキ〜〜!!

よくも、私のお口におしっこしてくれたわね〜〜!!

後でとっちめてあげるわ〜〜!!」


洗面台の鏡に映る由羅の美顔は、端正なウェーブヘアーが無造作に散らばり、形相が鬼のように変わっていた。

そこに、由羅を心配して駆け込んだゆかりの姿が映った。


ゆかり「由羅先輩…

大丈夫ですか?」


鏡越しにその姿を目にした由羅は、鬼の形相を緩めずにゆかりに振り向き、いきなり平手打ちした。


パシーン!!!


ゆかり(えっ…?)


ゆかりは赤く腫れあがった頬を押さえてキョトンとしていた。

いつも優しかった尊敬する先輩の由羅が初めて見せた形相は、彼女にとって衝撃的だった。


由羅「あんたねぇ、やり過ぎよ!

あそこでローリングさせなくても、あのジジイはイケたわよ!

あんたのせいで、九条のバカ女にあんたの風俗バレかかったじゃない!?」


ゆかり「えっ…?

九条って…

どうして小島先生の過去を知っているんですか?」


由羅「そんなことどうでもいいじゃない!

それより、私と九条の仲を取り持つのもやめてよね!

いい?

金輪際あの女とクチを聞かないで!

私とあの女、あなたはどっちに付くべきか分かってるよね?」


ゆかり「・・・・!!!」
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三人の女豹女教師 ©著者:小島 優子

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