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7章:変態理事長 調所 広郷の課題
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優子「わかりました。
私も引き受けます!」
大和「おい!
正気か!?」
優子と由羅のやりとりの本当の意味を知らない大和は、突然気が変わった優子に目の色を変えて驚き、必死に説得した。
それに便乗して優子の元を離れた由羅に島津が、そして、ゆかりの側には西郷が駆け寄り、それぞれの最終的な判断を訊いた。
翻意を気に掛けた大和に理由を尋ねられた優子は、由羅に視線を向けて本音を漏らした。
優子「あの女、確かに九条と口走ったわ。
彼女がもたらす優しさが溢れたような微笑みは猫かぶりね。
私はあの女に恨まれている理由は分からないけど、挑戦状を叩きつけられた以上引き受けるしかなさそうね。」
大和「そうゆうことか。
わかった。
これ以上引き止めても無駄なようだな。
二人もヤル気満々みたいだしな。
大丈夫だよ、優子!
お前の舌技は世界一だ!
絶対に由羅に負けるな!」
一方で、島津と由羅は…
島津「由羅、絶対に無理はするな!
嫌になったらすぐに止めろ!
俺が絶対に守ってやる。」
由羅「ありがとうございます。
でも、その必要はなさそうよ。」
島津「どうゆう事だ?」
由羅「勝負事ですもの。
斉彬さんの前で惨敗したくありませんから。」
そして、ゆかりと西郷も…
西郷「ゆかりどん…
この学園、何かおかしいでごわすよ。
おい達、大和先生についていった方がよかと…。」
ゆかり「西郷君! 勘違いしないで!
私は西郷君の彼女でも何でもないんだから、もう余計なお世話止めて!
私はやると決めたからには、どんなに恥ずかしい事でもとことんやるからね!」
決意が固まり、それぞれの男性の元を離れた三人の女豹女教師が、調所の目前に整列した。
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三人の女豹女教師 ©著者:小島 優子
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