ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:魔性の女 由羅 (2/2)

この後、タクシーは麻布近辺に捨てられ、放置車両として通報された。

そして運転手の武市半平太は行方不明となり、タクシー会社は大損害を受けた。

その行き先とは…




麻布の高層マンションに到着した由羅は、ロビーでチャイムを鳴らしてエレベーターに乗り込んだ。

最上階に降り立ち、ロックが解除された部屋のドアを開けると、そこには10人の男性が並んで彼女を出迎えていた。

彼らは皆、裸に白いブリーフパンツを履いている。

いわば汁男優の格好だ。





「お帰りなさいませ。

由羅様」






男性は彼女と同じ年齢層の若者から還暦を迎えた高齢者まで、様々な世代が集まっていた。





由羅「今日から新しい仲間が加わるわよ。

仲良くしてあげてね。」





彼女の合図で、ドアの片隅から一人の高齢者男性が姿を現した。






「武市半平太と申します。

何卒よろしくお願い致します。」





この男性こそ、由羅に魅入られたタクシー運転手の武市半平太だった。

彼らは過去に一度由羅とエッチを体験している穴兄弟の関係だ。

今回の島津のように、由羅の華麗なテクニックに翻弄されて彼女に惚れ込み、職場や家庭を捨てて財産まで由羅に預けた同じ穴のムジナである。

主に彼女の身の回りの世話を分担して請負い、見返りに彼女が身体を委ねることで洗脳している。

そして、彼女の部屋から眺める最上階の夜景は、島津と過ごしたレストランとは比べ物にならないほど壮観なビューイングが広がっていた。

その夜景の前に立ち、カルティエの指輪を小指に嵌めた由羅がそっと呟いた。






由羅「あんな夜景のレストランくらいで私を落としたと思ったなんて、ホントにおめでたい人ね。

でも、島津は使えるわね。

次にここに入るのは島津 斉彬!

あなたよ!

徹底的に資金をむしり取ってあげるわ。」



16 /607

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

三人の女豹女教師 ©著者:小島 優子

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.