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2章:淫口ー小柳 由羅の場合ー (2/10)

由羅「えっ!?

斉彬さん、これって?」


島津が彼女の目前で開いたホワイトジュエリーケースの中には、0.5カラットダイヤとプラチナが組み込まれたシルバーのカルティエ指輪が置かれていた。


島津「結婚してくれないか?

俺たち付き合ってもう四年目だろ?

お互い一端の社会人となり、俺も家庭を持てるだけの収入や貯金を確保できたつもりだ。

君を一生幸せにしてみせる。

だから、俺と一緒になろう!」


由羅「斉彬さん…

はい、喜んで…」


このサプライズに感極まった由羅はケースを両手で大事そうに包み込み、滲み出るような笑みを浮かべた。

色白の美貌のその双眸も潤んでいた。

彼女の喜ぶ顔が見られて満足したのだろう。

目を細めて白い歯をこぼした、二十八歳の端正な相が眩しい。

島津と由羅の出会いは、由羅が一回生の頃に友人の紹介で知り合った。

お互い第一印象に魅かれた二人は、重ねて会っていくうちにフィーリングを感じ、やがて相思相愛の恋人同士に発展していった。

島津は早応大学時代、所属していた競争部でトップクラスの選手だった。

四回生の頃には箱根駅伝の花の二区で区間賞を受賞し、その年の早応大学を優勝に導いた有力選手だ。

無駄な贅肉が一切ないスラッとした高身長な彼は、モデルのような端正な顔立ちで、女性ファンも多い。

そんな彼はこの日、特別に仕立て上げたストライプのブランドスーツで決め込み、50万円相当のカルティエ指輪を用意して勝負に臨んだ。

一方、この日の由羅は裾が足首まで優雅に流れるマゼンタカラードレスに身を包んでいる。

清楚な黒髪のロングヘアーに、優しげな垂れ気味の二重。

そんな彼女が花の精のような、癒しの笑顔で眼の縁を潤ませ、彼のプロポーズに応えている。

高身長で華奢な彼女だが、肌の露出が少ないエレガントなドレスから豊満な胸の量感を浮き出し、まるで恋愛映画のヒロインのように際立っていた。
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三人の女豹女教師 ©著者:小島 優子

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