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3章:No.1になる覚悟
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私と紗栄が働き出して早1ヶ月。
私と紗栄はイジメられていた。
理由は簡単、女の嫉妬だ。
紗栄は持ち前の明るさとグイグイいく営業スタイルで、No.6に。
私は色気と愛嬌、口のうまさでNo.3に駆け上がっていた。
水輝さんはNo.1。
「おはようございまーす。
今日も皆さんよろしくお願いします」
私はイジメられながらも休まず必ず出勤している。
愛想をよくして、自分には非を作らずに。
今はただおとなしく。
「そのヘラヘラした態度がムカつくのよね。
バカみたい。」
水輝さんは事あるごとに嫌味を言う。
嫌味だけなら許せる。
が、しかし、タチが悪いのは、私の席にヘルプを着けさせないために、派閥を作られた。
チーム水輝の女の子は、私の団体のお客様には嫌々着き、ドリンク、場内指名を断るのだ。
あぁ、なんと子供のような真似をするのだ。
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平成の女ヤクザ ©著者:詩乃
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