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6章:年明けて (10/10)


まー、そう言うてもお前には関係ないことで気分悪くさせたんはすまんかったな。

あたし
関係ないっちゃあないけどよ。
コレとタワーの話はなんか繋がるわけ??


。。繋がらんわけでもないけど、それはただの甘えだろーから言わんかった。
けど、正直なところお客さんを100パー信用しきれんのも事実。
やからお前に頼んだ。そんだけ。

あたし
買い被りすぎやろ。
とりあえず、真相が分かったのはスッキリしたしええけど。
。。和はいけんの??


いけるかどーか、言われたら今は何とも言えんってとこかなw


人間不信。
こればっかりは他人にどうこうすることもできんもん。
特に、和にはこういう出来事が多かったように思う。
和は一見近寄りがたく見られがちだが、懐に入ってしまえば面倒見のいい兄貴。

それに加えて夜の世界の住民相手ともなれば、裏切りは日常。
故に、和が人間不信になるのは仕方ないことなのかも。

和はオーナーに呼ばれて出ていったあと結局ラストまで店に戻ってこなかった。
英や楓に謝られながら店を後にしようとしたときあたしの車の後ろに項垂れた和がいた。


あたし
ちょw怖いんやけど。
。。耐えれたみたいやな??


おー。。待っといてくれたみたいやのにすまんかったの。
なんか。。やるせんな。殴ったろうと思っててんけど、アホらしくなってなんもせんと帰ってきたわ。流石に店には入れんかったけど。

あたし
おつかれ。
今日はゆっくり休みな。
また連絡するし。今は何言うても聞いてもあかんだろ??
とりあえずあたしも考えるから。


きーつけてな。
事故んなや!


結論からいうと。
あたしはタワーを引き受けた。
田舎価格とはいえ、結構な大金やけども。それと同時に確信した。

あたしは。。和が好きなんやな。
付き合いたいとか、抱かれたいとかやなくて。
あいつが必要やと思う限り、あたしは和の側にいてやりたい。
そんだけ。
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客以上客以下 ©著者:教

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