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52章:3月1日 (1/5)

52章:3月1日

早朝、フッと目が覚めた。

昨日、丸一日をほぼ寝てしまったからかなぁ?

等と思いながら、体を起こして薄暗い中、タバコに火を着ける。

部屋の灯りを点けて、周りを見回したら、珍しくハニーが私の毛布の上で爆睡。

いつもなら、座椅子で寝ているのに。

トイレに入って用を足していたら、

「ニャァ、ニャァァーッ!」

マメチビの声が、階段の方から近付いて来るのが聞こえた。

マメチビ、クルミの部屋で寝ていたらしい。

おそらく、私がトイレに行く物音で目が覚め、下りて来たのだろう。

トイレの前でも、

「ニャァーッ、ニャァァーッ!」

鳴き続けていた。

私「マーコ、あっちに行くよ。」

トイレから出た私が声を掛けると、一緒にリビングに移動。

私より一足先に、私の定位置に伏せて待っている。

「ニャァ。」

(撫でてニャ。)

鳴き声よりも、伏せながら小刻みに動かしている後ろ足が、私に催促していた。

私「マーコ♪可愛い。」

勿論、撫でてやるよ♪

ゴロゴロ喉を鳴らしながら、気持ち良さそうな顔をするマメチビを、幸せな気分で撫でていた。
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犬猫達とキウイのグダグダ日記 ©著者:杜若 キウイ

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