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10章:滋賀県大津市〜温泉郷に佇む泡街 雄琴ソープランド
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10章:滋賀県大津市〜温泉郷に佇む泡街 雄琴ソープランド
関西を代表する泡街といえば神戸の福原と大津の雄琴を思い浮かべるだろう。
中でも滋賀県は京阪神にもアクセスが良く、ゴミゴミしていないのが特徴だ。
そして、滋賀県の名物といえば琵琶湖である。
その琵琶湖のほとりに店舗を林立させる泡街こそが、大津市にある雄琴温泉郷の一角に凝縮された雄琴ソープランドだ。
この雄琴ソープ街は、いくつも区間された通りに立ち並ぶ福原や金津園などとは違い、国道161号線から琵琶湖に向かったコの字型の通りと、その南側を横切る直線通りの三つのエリアに林立している。
分かりやすくいえばゲートは三つあり、一番北側のシルクロードから真ん中のゴールデンゲートはコの字型で繋がっているため、そのまま国道に戻って来られるが、その南側の川筋通りは行き止まりになっているので、どこかでUターンしないと戻ってこられない仕組みだ。
この三つのゲートは泡街のみに通じるため、ここを曲がっていく車は全てソープランドのお客か、関係者と見なされるので、周りのドライバーから、
「あいつソープ行くんだぁ。」
と、完全に思われてしまうことは仕方のないことだ。
勿論、最寄りの駅から送迎も実施しているが、マイカーを持つ方ならあまりお勧めはできない。
JR湖西線の「おごと温泉駅」と「比叡山坂本駅」までの送迎サービスであり、早めに到着した場合は周囲に何もないので、かなり退屈するばかりか、痺れをきかせて歩こうものなら、30分から1時間は歩くことになる。
ここで雄琴トリビアをひとつ紹介しておく。
上記した「おごと温泉駅」の「おごと」が何故ひらがな表記なのか?
以前は漢字表記だったが、「雄琴」の文字に歓楽街のイメージが定着してしまい、それを脱却するため2008年に改名されたようだ。
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