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4章:長野県長野市〜権堂の夜〜 (3/3)

いざ入店すると、思いの外お客さんが少なく、すぐにテーブルに案内された。

どうやらクローズ間際になり、混雑のピークが過ぎ去っていたようだった。

フリーで入ったので、ランダムに嬢が回転する訳だが、どの嬢が来ても文句のつけようがないくらい、この店も嬢質は高かった。

テーブルで一人チビチビと焼酎を飲んでいると、最初の嬢が付いた。

白いフレアドレスを纏った小嶋陽菜似のYさんだ。

目元がパッチリして、本家より可愛いと感じたYさんだが、膝上くらいのフワッとしたフレアスカートの為、パンチラ率がかなり低いのが残念で仕方ない。

それにこだわらなければ、彼女を充分に指名できるのだが、場内を見渡せばタイトミニドレスの美形嬢もちらほらと歩いている。

ここは指名せずに他の嬢達とも会ってみることに決めた。

次に付いたのが茶髪アゲハ嬢のRさんだ。

彼女のドレスも青系の膝上丈だったので、これもパンチラは期待できない。

何故か不機嫌そうで、自分からどんどん話しかけていかないと会話が途切れてしまうくらいツンとした嬢だった。

最後に付いたのが、Yさんとよく似た白いフレアドレスを着たKさんだ。

ルックスは彼女より全然劣るが、フィーリングが合い、残り僅かな時間で彼女を指名することにした。

そして、ワンセット終了を告げられ、延長せずに退店する。

結局、指名料金や女の子のドリンク料金が加算され、いつもより高くついてしまったことは言うまでもない。

焼酎を飲み過ぎてかなり泥酔してしまった俺は、千鳥足で駅前の駐車場まで戻るはめになってしまったが、それは自業自得だ。

それでもタクシーは呼ばずにどうにか歩き切り、駅前の「わたみん家」で串焼きと鷄白湯ラーメンを食した後に車内で就寝した。
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俺のエロ旅〜地方巡礼編〜 ©著者:ベル

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