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3章:自己主張 (2/5)

17才まで両親、兄に対しては自己主張たるもの一切できなかった。
刃向かうことなんて「私を殴ってください」と煽っているようなもの。
怒鳴り散らされるくらいならまだマシ。

正座しろと言われ説教からの放置で二時間経過。

部屋へ戻って良しとのことで立ち上がろうとした途端、膝から崩れ落ちた。惨めだな〜なんて思ってた。

自分なりに言い分はある。だけど言葉にできない。口を縫い付けられているような感覚に陥る。

そんなときは右手人差し指で、手や太ももに文字を書く。頭では返答しているので書くことで自分の中で返事をしているつもり。

これは誰に対しても同じなので未だに癖づいている。
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戯言 ©著者:桜

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