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3章:暗転 (1/3)

3章:暗転

そんなこんなで
付き合うようになったのですが
その子のまぁダメな事。
クズ人間から見てもダメダメ。
それは見事なダメ人間。
これは間違いなくホレる事はないなと
安心したような残念だったような
何とも笑える発見でした。


私から見たダメ男子君は
ものすごく自分に甘いタイプのメンヘラ君。
問題が起こると人のせいにして逃げる。
努力しないくせに自分は頑張っているから助けてもらって当然だと思っている。
現実をみない。
書き出していくとまだまだ増えそうですがしょうもないので割愛します。
それはもう見事なダメ人間なんですよ。
いやもぅ、ホント笑えました。

決定打となったのは
その子は前に関係した女の子を悪く言ったり
騙した事を
まるで武勇伝でも語るかのように
嬉々として話していたのです。
(お前はどれ程だよ)
これが私の感想。
良心による迷いを無くすには十分でした。


でね、
遊ぶというか付き合い始めてすぐに
そのダメ男子君ときたら仕事を辞めちゃうんですよ。
何か言い訳をしていたけど覚えてません。
戯言なんて覚えちゃいられないでしょ?

その子は独り暮らしをしていたし
すぐに働くだろうと思っていました。
それがなかなか働かないんですよ。
ダメダメだから。

その間、食事に行くと私が払っていました。
たいした金額でもなし
気にもしていなかったのですが
そのダメ男子君は完全にヒモ気分で
自分に酔っている。
レディファーストも実にわざとらしい。
そこがまた可笑しくて可笑しくて。

しばらくすると生活費も底をついたのか
家賃が払えないと言い始めました。

もしかしたら…というか
かなりの確率で
「話せばなんとかしてくれるかも」
そう思っていたんでしょうね。
私からすれば
あり得ないお話以外の何物でもなかったのですけれど。

ですから
何でもいいから仕事なさいとすすめたのです。

ダメ男子君
差し迫った家賃を身内に無心し
ようやく働き始めるのでした。

いやはやひと安心です。
あまりのダメさ加減に
保護者にでもなったかのような気すらしていたのですから。

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昔の話 ©著者:白蔵主

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