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6章:サラバ東京
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東京に戻ったおいら。春には地元に戻れるという担保ができたお陰で、なんとか生活ができた。東京を離れる間際など、自分でも
「あれ?まだまだ東京でやれるんじゃない?」
と、錯覚するほど。
ヒカルさんの元にも通い詰めた。
地元に戻ることを伝えると、ヒカルさんは
「私じゃ心の隙間、埋められなかったか。。。」と、一瞬、少し悲しい表情を見せた。
地元に帰れる嬉しさの反面、ヒカルさんに会えなくなるのだけは、唯一、悲しかった。
この頃には、完全にヒカルさんに惚れていた。
きっと、その時のおいらはヒカルさんより悲しい表情だったに違いない。
そんなおいらに気づいたのか、ヒカルさんは、パッといつもの笑顔を作って
「そうだ!まさちゃんの送別会やろうよ!」
と言ってきた。
「送別会?どこで?ここで?」
「あははっ!まさかっ!最後くらい一緒に飲みに行こうよ!」
思いもよらぬヒカルさんからの誘い。
「いや?」
ヒカルさんが戸惑うおいらの顔を覗き込む。
「嬉しいけど、店の禁止事項に店外でのデートってなってるし。。。」
当時のおいらはウブだった。
初めて、店を訪れた際に言われた禁止事項を気にしていた。
相当、店には通ったが、ヒカルさんをデートに誘ったり、本番を強要することはこれまで、一度も無かった。
きっと禁止事項を破ったら、怖いお兄さん方が登場して、高額な賠償金を請求されるだろうと想像していた。
「ウフフ。そんなの気にしてたの?
だからか〜、一回もデートにも誘ってこないし、本番も持ちかけて来なかったの!
今回は私から誘ってるんだから問題なし!
それにまさちゃんは、もう地元に帰るんだから、出禁になったっていいじゃない!」
「あっ!そっか!」
それを聞いて安心したおいらは、ヒカルさんと送別会の日にちを決めて、店を後にした。
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天使たちの微笑み ©著者:ハッシュ
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