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3章:東京 (2/8)

初めての風俗を経験したものの、夢描いていたほど、どハマりはしなかった。

しかし、それ以来、パチンコで勝ったら風俗という、方程式が出来上がった。

ところが、パチンコなんて、そうそう大勝ちできるものではない。
ソープの金額なんて滅多に勝てない。

ちょうどその頃、地元では郊外型のファッションヘルスが出回り始めた。

ヘルスなので本番は無いが、低価格で抜いて貰える。しかも、郊外店には駐車場もあり、車でフラッと入れる店が多かった。
ヘルスに行くくらいの金額なら結構、パチンコで稼げた。

徐々に、その頻度は上がっていった。

ある日のこと、会社帰りにパチンコに立ち寄ると、すぐさま大当たり。ヘルスの軍資金くらいの勝ちが出た。
ケイコのバイト終わりまではまだ時間もあると、ヘルスへGO!

スッキリした後で、平然とした顔でケイコを迎えに行く。
いつもの如く、回り道をして公園の駐車場へ。
そしていつもの流れでイチャイチャ始める。
この頃には、ケイコは何も言わずとも、おいらのズボンのファスナーを下ろし、自らおいらの肉棒を取り出し、咥えるようになっていた。

いつものように咥え始めたケイコだったが、すぐに口を離した。

「なんか、いつもと違う!変な味する!」と言う。

やべっ!それ、コンドームの味だ!
当時のヘルスはゴムフェラが主流。迎えに行く前に立ち寄ったヘルスもゴムフェラだった。
プレイ後にシャワーを浴びたものの、完全に落ちていなかったようだ。

おいらは必死に、

「今日は暑かったから、汗臭いんじゃね?」

なんて、誤魔化してみた。

ケイコには勿論、ゴムフェラはさせたことなかったし、一回、挿入した後のフェラは極端に嫌がったので、その味には馴染みがなかったので、なんとか嘘を突き通した。
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天使たちの微笑み ©著者:ハッシュ

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