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1章:性欲への誘い(いざない) (3/6)

「海賊チャンネル」
「11PM」
「ギルガメッシュナイト」
「トゥナイト2」
当時は、深夜番組全盛期と言っても過言ではないだろう。

大学生の家で、その魅力に取り憑かれた私。自宅でも親に隠れて、こっそりと深夜番組を見まくった。
幸い(?)私の実家は自営業で朝の早い仕事。両親は20:00には就寝していた。
自室でテレビにイヤホンを装着し、コソコソと楽しんだ。

性への好奇心はどんどんと増幅されていく。

自宅から自転車で30分くらいのところに老夫婦が営む古ぼけた本屋があった。
同級生たちからの情報では、その本屋では咎められることなく「エロ本」が買えるという。
私は、友人と自転車を走らせ、「エロ本」を初めて手にした。
初めて買った「エロ本」
忘れもしない。

「Don't」

小冊子で、今で言うグラビアや、ヌード、性のHow to記事が満載の情報誌だった。

その初めて買った雑誌の特集が「オナニー」。
私とオナニーの運命的な出会いだった。

特集を読み漁り、実践。初めての「射精」。
私はその日からオナニーの虜となった。

深夜番組とエロ本をオカズに、毎夜オナニーに明け暮れた。

親が用事で家に居ない日は、何回出来るか?なんてバカみたいなことにチャレンジして、チンチンが腫れ上がったり、擦れて血が滲んだりすることもしばしば。

今でも毎日でもオナニーしてしまう癖はこの頃から始まっていたんだなぁ。。。

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天使たちの微笑み ©著者:ハッシュ

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