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6章:裏切りとその後の私
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帰り道、他愛も無い話をしながら朝来た道を家へと進む
しゅんの住むマンションが見えた時だ
しゅんがいきなり話をすり替えた。
「みやー、みくが会いたいって言ってた。」
みくは2個下のしゅんの妹。
小学生の頃バスケ部が一緒で懐いてくれていた。
私がクラブチームに入ったのを知り、みくも私の後を追って入ってきた。
みくはずば抜けてバスケが上手い。可愛い後輩でもあり、よきライバルでもあった。
だから、
だから私は
『みくいるのー?
みやも、あいたいっ♪』
「だよな。笑
みやならそう言うと思った!」
『きゃー♪
みくひっさびさだ!クラブチーム抜けたから全然会えてないもん。元気してるかなー♪』
「…あがってく?」
しゅんのその言葉の意味も知らず…
"みくに会える。"
私はその楽しみ一心で、しゅんの家へと足を進めた。
それが、
こんなことになるなんて思いもしなかったから…
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最期が貴方の隣でありたいから ©著者:みや
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