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1章:私の幼少期 (5/5)



そして、次に産まれた弟は我が家待望の男の子。


"遂に、跡取りが産まれた!"と.母を労う祖父の隣で
..…何故だろう。
切なそうな顔をした母の顔がいた。


私と少し年の離れた妹や弟は、歳も近くまだまだ手が掛かる。


「みや、みやはお姉ちゃんなんだから出来るよね?」


「はい、お母さん。」


「みやは賢いから、ママの言う事分かるよね?」


「…はい、お母さん。」




…私は愛されるために"いい子"でいるしかなかった。
いや、今では分かる。そうじゃない。
でも、幼い私にはそれしか方法が思いつかなかったんだ



そして、この頃から母のことを"ママ"と呼ぶのを自ら辞めた。
母の理想の"お姉ちゃん"になるために。


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最期が貴方の隣でありたいから ©著者:みや

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