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5章:アキ誕生日 (1/3)

5章:アキ誕生日

20時くらいに帰らすから
言うから

アキが言ったから


20じまで
ひとりが嫌いなあたしって
知ってたのに

20時になったら
おいで
て言われて

20時に電話したのに

でない
でない
でない


すごいムカついて駅まで向かってたら
かかってきた

なんで早く来てくれないの?

もーいま来てる客全然帰らない


ってアキはよくお客さんの悪口ばっかりだった

注意したのに
ずっと言ってたね

いまは
治っててほしいな





席に付いたら


すぐプレゼント渡してほんまに欲しかった〜❤


ああ
この幸せ
な顔みれたら
なんでもいいや

って思ってしまう。

病気だ


その日は
イライラしてて
代表も


向こうの席の子まだ帰らない言ってる

て、
結局また被りですか?
だから
さっき電話も出なかったんだ



被りいたことには
怒らなかったけど

最後の最後本当に忘れられないくらいの

ショックだったなあ

この日から
本当にだんだんだんだん気持ちなくなったんだ

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夢の中だったのかな。 ©著者:はな

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