夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
3章:#3
(28/29)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
本気で部屋に行く気なんかなかった。なつめくんがそんな選択をしないのも知っていた。
彼は黙ってこっちを見ている。
悲しそうな目…ううん、悔しそうに唇を噛んで。
なつめくんの前では、強がっている葉月ではなく、ただの澪でいられた。
なんの繋がりのないなつめくんは、そんな居場所に思えた。
それなのに
壊したのはなつめくん?
それもとあたし?
「さよなら。」
なつめくんの姿を再び映すことなく、エントランスに向かった。
案の定、彼は追いかけては来なかった。
あたしが振り返ることもなかった。
ひょんな事から出会ったあたしたちは、こうやって呆気なく終わった。
どちらが悪いのか、何が発端だったのか、今になってはよくわからない。
ただ言えるのは、繋がりが切れるなんて簡単。
馬鹿馬鹿しいほど呆気ない。
そんな終わり方だった。
<前へ
101 /103
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
Addiction U ©著者:結月 杏奈
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.