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なんかカチンときた。
アルトくんは、綾哉を悪く言った事なんて一度もないのに。
「…悪い人じゃなさそうだけど?」
よせばいいのに、あたしも口をついてしまう。
いつだってそう。綾哉には。
『何庇ってんの?おまえは知らないだけだろ。』
綾哉の口調にもますます力が入る。
「じゃぁ、いい人って誰?
いいホストなんて存在するの?」
『何わけわかんねー事でムキになってんだよ!心配してるんだろ?』
負けたアルトくんが、自分を負け犬だと今どんな風に笑ってるのか
起死回生を目指して必死になっているのか
綾哉の方こそ知らないんだ。
勿論アルトくんの肩を持つわけじゃないけど、綾哉が言うように悪いだけの人には思えない。
景山の扱い方を教えてくれたり、売上に貢献してくれたり、少なくともあたしには味方の部分を持ち合わせている。
『おまえの方はどうなの?
まだ名前が上がって来ないから、迎えに行こうにも行けないんだけど。』
黙っていると綾哉が話題を変えた。さっきまでと打って変わった穏やかな口調で。
「そんな事言って、綾哉こそカイリくんを超えたの?」
『バーカ、可愛いげのねえ女。』
鼻で笑った綾哉、迎えにいくとか超えるとか、本当のところはどう思ってるのか。
上手く離れる為の叶うことのない幻の約束。
そうだね、確かに前よりも離れられたのは事実だよね。
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Addiction U ©著者:結月 杏奈
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