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7章:別れ (3/3)


ずっと一緒だった。

貧乏なタクヤに美味しいご飯を作ってあげた。
ディズニーシーにも行った。
冬には箱根に温泉旅行も行った。
いつか結婚したいね、なんて話したこともあった。
子どもは二人ほしいなって、ねえ、なんで?

泣いて泣いて泣いている間、タクヤは黙ったままだった。
慰めることも謝ることもしなかった。

きっと分かっていたんだろう。
そうしたら私がもっと辛くなることが。

タクヤが家を出て行き、一週間後にはタクヤの荷物は一切なくなりー元々タクヤの荷物は少なかったがー私の心は余計にリョウに執着するようになった。
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私が死んだ日 ©著者:manami

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