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30章:のりちゃんとヒロト
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しゅんさんのお店につくと、ほぼ、ラストオーダーの時間で
席に案内されて、すぐしゅんさんがフラフラになりながら来ました。
「のりちゃんも来たんだ!」
「うん。そうだね。」
のりちゃんの方を見ると、ヒロトラブの顔に。
のりちゃんは、旦那さんは居ないが、お母さんと子供と3人暮らし。
のちに、とんでもない事になるが
多分ヒロトに一目惚れ
少し軽く話したらすぐにチェックの時間
ごめんねって言いながら、会計を見ると1万五千円でした。
「えっ?いいの?」
「席料と、指名料だけにしといた。」
ありがとうって言いながら、お金を出すと、のりちゃんが
「お金!」
私に、そう言いました。
言い方にびっくりしたが、千円を渡すと、ヒロトが
「あっ。初めてだから、未収は無理やった。」
なにー?今更
のりちゃんと、ヒロトの揉め事が始まりました。
どーするの?どーするの?
お互いそればっか。
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暴力を愛した女 ©著者:mayu
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