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15章:狂う (3/3)

銀行につくと、定期預金の解約のやり方を聞いた。

「ここに、出したい金額を記入してください。えっと500万円満額の場合はここに。」

えっ?500万円?

私は、慌ててゼロの数を数えた。
本当だ。
急に怖くなったが、でもそれ以上にレオに会いたい。

私は、100万円と書いた。

しばらくすると、名前が呼ばれた。

「お待たせしました。こちらは現金でございます。そして残りの定期はこちらです。」

ティッシュのプレゼントつき。

帰る途中、私はそれを捨てて
100万円を隠し

夜まで寝ることにした。

夕方過ぎに、お父さんが帰ってきた。内心ドキドキしたが

「ご飯チャーハンな。」

お父さんは、それしか言わなかった。
私は、ドン底の人間失格になった。



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暴力を愛した女 ©著者:mayu

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