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12章:爆弾
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「おかけになった電話番号は現在使われておりません。」
繰り返し冷たい機械の声が流れていました。
一週間何も食べる気さえ、おきなかった。
すると、寂しさのあまり、
レオに電話していました。
「お前ー!!爆弾しただろう。」
レオの最初の言葉は、それでした。
スーツを買ったことや、マネージャーの客にも手を出していたこと、
みなとくんを捕まえて、ボコボコにして、その話を聞いたこと。
まことくんは、まだ捕まっていなかったこと。
嘘のような本当の話をされました。
私は、17歳という年齢でホストに騙されました。
マネージャーの客にまで。。
マネージャーの客は、キャバや風でもグラビアを飾るような人達で
その世界では有名でした。
レオはどちらかと言うと、クラブのお姉さんタイプが多くて、対照的でした。
悔しくて一晩中泣きました。
私は、もう恋なんてしない。
騙されるんなら、騙す立場になる。
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暴力を愛した女 ©著者:mayu
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