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18章:団結
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緋咲「ナツはよぅ、俺の妹みてーな存在だったナァ。」
エントランスでその様子を覗いていた緋咲と近藤が彼等に声をかけた。
古平「緋咲さん、コンさん!
見ていたんですね。」
近藤「まさかオメーが現役の女子高生だったとはな。」
店に来ていた彼女は、女子高生をひた隠すため派手なメイクとファッションで大人びかせ、自らを大学生と偽って背伸びをしていた。
可憐なルックスにワンレンのボディコンスーツでセクシーにきめ込んだ彼女は男ウケが良く、中には彼女に性的行為を求める輩もしばしば現れた。
その為、店の常連同士で仲良くなった緋咲が自らボディーガードを買って出て、彼女を妹のように可愛がっていた。
緋咲「ナツぅー、オメーもしばらく来なくなって寂しかったけど、生徒会が忙しくなったのか?」
小野「はい、今は引き継ぎの時期ですので、忙しくなったこともありますが、やはり、最近は中野君のガードが厳しくなって、なかなか出歩けなくなったんです。」
白鳥「それより、小野さん、いや、なっちゃん!
どうしてこの店に通い始めたの?」
小野「なっちゃんって、嬉しいよ。
私ね、いい大学入るために内申を良くしようとずっと真面目に過ごしてきたの。
でもそれが逆にストレスになって、古平君みたいに自由気ままに過ごしている人に憧れを持つようになったの。
でも、先生達から褒めらるたびにそれはできないかなって思って、ずっと無理してきたんだよ。
だから、ゆかりちゃんにキツく当たっていたのも、校則を破ってまでもオシャレができるゆかりちゃんが羨ましかった。
そんな葛藤に悩む中でね、去年大学生の姉の友人に誘われて初めてこのお店のイベントに参加したの。
最初は怖かったけど、クラブミュージックで日常を忘れて踊り始めた時、隠れていたもう一人の自分が覚醒されて意気揚揚としちゃって、それで、このお店に居場所を求めて通い始めたの。」
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女豹女教師優子の淫行日誌 ©著者:小島 優子
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