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16章:作戦 (2/10)

階段の踊り場から生徒達がいなくなり、大人三人が取り残されたところで、大和先生が背を向けた私に問い質した。


大和「優子!

口を開けてみろ!

何入れてる?」


これに憤慨した井平が表情を鬼のように強張らせ、彼の襟首を掴んだ。


井平「お前!

何のつもりだぁ!!

優子なんて、お前ごときが呼び捨てにするな!!」


彼はその手を振り払い、堂々と井平に反論した。




大和「じゃあ、理事長!

ひとつ聞きますが、優子と今まで何をしていたのですか?」




井平「何だと?

何故お前に言わなければならない?

お前、本気で左遷されたいのかぁ!!」


火に油を注がれた井平は、再び襟首を掴んで怒号を放つ。





大和「構いません!

好きにして下さい!

それより、学校が警察沙汰になる騒ぎが起きているのに、あなたは優子と淫らな行為をしていた。

しかも、自分の精液を彼女の口内に残させたまま歩かせて。

私はあなたを尊敬していました。

だけど、今のあなたは、私の知っている井平理事長ではありません!」


事実を悟られ図星となった井平は、話を淫行に触れられないように、クラスの不祥事を徹底的に責めた。



井平「お前のクラスだろー!!

お前がだらしないならこうなったんだろうがぁ!!

何でも俺に責任を被せるなぁ!!」


二人の揉め合いはさらにデッドヒートした。

初めは二人の怒声に臆して震えが止まらず、この場をすぐに逃げ出したいと思っていた。

しかし、自分の隠し子である中野重時の不祥事だったという事実を知らされても、大和先生に全ての責任を被せようとする井平に段々と腹が立った私は、口腔のザーメンを一気に飲み干し、突然思い立った作戦でこの場を抑えようと試みた。
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女豹女教師優子の淫行日誌 ©著者:小島 優子

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