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14章:服従
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中野「耐えろ!新野!
お前の大嫌いな古平を地獄へ落とすためだ!」
拳に息を吹き付け、彼の腹部目掛けて渾身の力で殴打した。
新野「があ!!」
大量の鼻血で顔面を赤く染めた彼の口から胃液が塗れ落ちた。
怖気を震った奥山君が腕を離すと、スローモーションのようにゆっくりと床に倒れ込んだ。
中野「よーし!
奥山!コイツを保健室に連れて行け!
下手すりゃ病院送りか?
これを全部古平がやったことにして、あいつの親から多額の慰謝料請求しろ!
これであいつも年ショー送りで家庭も崩壊だ!
良かったなぁ!新野!」
恐怖の渦に飲み込まれた教室、そんな中、彼等の一身だった小野さんが口走った。
小野「ヒドイ!
あなた達仲間でしょ?
瀬戸教頭!
どうして黙ってるんですか?
どうして注意しないんですか?」
瀬戸「カーン!」
小野「こんな時にふざけないで下さい!」
次のターゲットは、この重圧的な空気の中、勇気を出して意見した小野さんに向いた。
中野「お前空気読めてないよね?
俺に刃向かったらどうなるか、わかってねーよな?
俺はヘビのようにしつこいぞ!
おい!瀬戸!
コイツを押えろ!」
小野「えっ?
瀬戸って?
教頭先生を呼び捨て⁇」
目の色を変えた瀬戸が小野さんに襲いかかった。
教室は悲鳴と喚き声で阿鼻叫喚と化していた。
瀬戸に身体を掴まれ、必死に抵抗する小野さんはかろうじて振り払い、教室を飛び出した。
中野「チッ、役立たずめが!
大和んとこにでも駆け込むつもりか?
まあ、いいや!
アイツもろとも地獄を見せてやるわ!」
生徒会長中野 重時、何故皆が彼に怯えるのか?
この男は井平理事長の隠し子であるため、井平とはツーカーの仲。
怒らせると父親の権力を使って、退学はおろか、虎視眈々に家庭まで崩壊させていくので、目上である校長や教頭も彼の言いなりとなっていた。
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女豹女教師優子の淫行日誌 ©著者:小島 優子
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