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14章:服従 (2/14)

井平「君、いい加減にしなさい。

ほら、生徒達が白い目で見てるじゃないか!

さっさと教室に向かいたまえ!」

井平の叱咤に合わせて、田島も瀬戸も無言で彼を睨みつけた。

古平「はい、わかりましたよ。」

観念した古平君がしぶしぶと私のもとを去って行った。

小島(古平君、ゴメンね、ゴメンね・・・。)

私は目をぐっと閉じ、心中で彼に詫びた。

井平「田島、瀬戸、あいつを退学に追い込め!」

思いがけない発言に驚いた私が、必至になって井平に訊ねた。

小島「な、何故ですか?理事長。

あの時、しっかり彼を擁護してくれたじゃないですか?」


井平「気が変わったんだよ。

青沼や水嶋のように、光る物をもたない底辺のゴミ屑のくせに、君と仲良くしているのがどうも気に入らんのだよ。

いいかね、私はあのような害虫を君の元から駆除してあげるのだよ。

君に変な虫が寄ってこないようにね。」

生徒を差別する井平の本心に憤慨した私は執拗に反発した。

小島「こ、古平君は害虫ではありません!

彼はもう喧嘩はしないって、私と約束してくれました。

彼は彼なりに優しいところも沢山あるんです。

撤回して下さい!」

そんな私の反発を投げ返すように、井平は顔を至近距離まで近づけて小声で脅しかかった。

井平「お前は私だけを見ていろと指示したばかりじゃないか?

掟を破れば、わかってるよな?」

私はぐうの手も出なかった。

その時、登校する大和先生の姿を目にした井平が耳元で囁いた。

井平「おい、あの男には挨拶すら交わすな!」

私は首を縦に振ることもできず、ただ呆然として顔をしかめた。

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女豹女教師優子の淫行日誌 ©著者:小島 優子

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