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13章:監禁
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トントン・・・
ドアをノックする音が聞こえた。
きっと誰かが助けに来た!
この状況にナーバスになった私は、ここを訪れる第三者が誰であろうと救世主に思えた。
井平「入れ!」
「失礼します。」
入室してきたのは私を拐った田島校長と瀬戸教頭だった。
小島「田島校長!瀬戸教頭!
どうして私を・・・?」
恥ずかしい格好を晒されていることなど、むしろどうでも良かった。
この二人が何故私を拐ったのか?
もしかしたら、二人の中のどちらかが、この状況を見て理事長に文句を言ってくれるかもしれない。
そう思ったのも束の間。
私は恐ろしい光景を見てしまった。
私の問いかけに全く耳を向けない二人は、私に向かっておじぎをすると、理事長の座るデスクに歩み寄った。
理事長「よくやったな!
これは報酬だ。」
二人にそれぞれ渡したのは、百万円程の厚みが入った封筒だった。
「ありがとうございます。」
報酬を受け取る二人に愕然とした私が二人に問うた。
小島「校長、教頭、まさか、お金の為に私を拐ったんですか?」
そんな私の問い掛けに二人が平然と答えた。
田島「悪く思わないで下さい。
私にも生活がありますから。」
瀬戸「私は銭の犬でございます。
銭のあるとこには、カーンと鳴いて飛びつきますから。」
小島「はあ?
ちょっとあなた達どうかしてるわ!」
この卑劣な行為に黙っていられなくなり、鎖を外そうと必死にもがく私を見て、理事長がニタッと笑った。
井平「クッ、クッ、クッ・・・。
瞳、これだけ君にはお金を掛けているんだよ。
だから、君は今日から私のお抱え秘書として、昼夜私の側にいてもらう。
これは、理事長命令だ!」
卑猥な姿を晒されている私に、眉をピクリとも動かさずお金だけを受け取った二人が、ほくそ笑んで退室した。
田島「失礼しました。
フッ、精々頑張りなさい。」
私はこの時、理事長よりも田島と瀬戸に大きく腹を立てていた。
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女豹女教師優子の淫行日誌 ©著者:小島 優子
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