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3章:優等生青沼君の場合
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翌日、昨日のことが何もなかったかのように、いつも通り3年A組の授業に入った。
教室に入るなり青沼君と目が合い、お互いニコッと微笑む。
いつもぶっきらぼうで、人と目を合わせることが苦手な彼から一転して、とても清々しい笑顔を見せていたの。
あの後、お互い正気を取り戻し、寝転んで抱きしめ合っていた時の彼の言葉が脳裏をよぎったわ。
「先生、こんなに楽しくて刺激的なこと今までにないよ。
僕、残りの高校生活、もっと色をんな事にチャレンジできる気がしてきた。
あっ、勿論、東都大への目標も捨てないよ。
先生のお陰で自信がついたよ。
ありがとう。」
赴任して初めて 一人の生徒から本気でお礼を言われたなんて。
形はどうであれ、私は教師として泥沼に巻き込まれていく生徒に手を差し伸べて救い出すことができたんだって、私も彼から自信と勇気をもらった気がしたわ。
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女豹女教師優子の淫行日誌 ©著者:小島 優子
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